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母乳分泌過多ママの片乳授乳レポ

母乳育児

こんにちは、ごまママです。

今回は第一子の片乳授乳での母乳育児について書いていきます。

私は第一子の時に母乳分泌過多となり、母乳量を減らすために片乳授乳を取り入れました。

  • 母乳過多で悩んでいる
  • 片乳授乳をするか迷っている
  • 一度の授乳で片乳しか飲んでくれない

そんな方たちの少しでも役に立てればと思い、リアルな母乳育児について書いていきたいと思います。


母乳育児について

完全母乳育児?混合育児?

私は産後5日目から卒乳するまで完全母乳育児でした。

産後すぐは重度の母乳過多で、母乳をあげないとおっぱいがカチカチになるので混合育児ができませんでした。

おっぱいが落ち着いてきた4ヶ月頃にミルクをあげてみましたが、もう哺乳瓶もミルクも飲めなくなってしまっていました。

なのでそのまま卒乳するまで完母でした。


片乳授乳はいつまで続ける?

私は産後2ヶ月ごろから徐々に片乳授乳を始めて、1歳頃まで続けました。

産後半年ごろには母乳量も落ち着いてきましたが、赤ちゃんも片乳授乳に慣れており、片乳で必要な分の母乳量は出ていたのでそのまま続けました。

1歳ごろになり1日の授乳回数が1回(寝る前)だけになったので乳腺炎予防で両乳授乳に切り替えました。

私の場合、一日に1回は吸ってもらわないと胸が張って痛かったので両乳授乳にしました。

  • 片乳で1回の授乳分の母乳が十分出ている
  • 乳腺炎などのトラブルが生じていない
  • 赤ちゃんが両乳を飲みたがるわけではない

上記のような状態であれば、卒乳まで片乳授乳を続けて問題ないと思います。


片乳授乳をやめた(やらない)方がいい場合は?

  • 片乳授乳にすると乳腺炎などのトラブルが度々生じる
  • 赤ちゃんが両乳から飲みたがる
  • 片乳で1回の授乳に必要な量の母乳が出ていない

上記のような場合は片乳授乳をやめた方がいいです。

片乳授乳は授乳間隔が空くのでどうしてもトラブルは生じやすいです。

母乳過多で片乳授乳を取り入れた方は、特に初めは詰まったり張ったりすると思います。

トラブルが詰まりや胸が張る程度であれば、授乳間隔を徐々に伸ばしていくようにすれば片乳授乳を続けられると思います。

しかし、苦痛なほど痛かったり、頻繁に乳腺炎になってしまったりする場合は片乳授乳はしない方がいいと思います。

実際に私も一人目の時の方が母乳過多の程度はひどかったですが、乳腺炎にはなりづらかったので片乳授乳を続けられました。

しかし、二人目の時の方が母乳過多の程度はマシでしたが、乳腺炎になりやすく授乳間隔を3、4時間以上空けられなかったので片乳授乳はできませんでした。

ごまママ
ごまママ

片乳授乳以外にも母乳量を減らす方法はあるので、他の方法を試してみてください!


母乳育児レポ

産後入院中

出産した産院が母乳育児に力を入れている病院でした。

なので出産後すぐにおっぱいを吸わせるカンガルーケアがあり、産後1日目から授乳のたびに助産師さんが部屋まで来てくれてサポートしてくれました。

授乳前に母乳が出やすいように絞ってくれたり、ラッチオンのやり方を教えてくれたりしていました。

そして産後3日ごろから胸がパンパンに張り出しました。

胸が痛くて夜も眠れず、鎮痛剤を飲んで保冷剤で胸を冷やしながら寝ました。(それでも痛くて少ししか眠れず、、)

産後4日頃からどんどん母乳が出るように。

この頃から乳輪まで張っていて、厚抜きしても上手に吸い付きが出来なかったのでニップルシールドを使うようになりました。

(ちなみに卒乳までニップルシールド使ってました)

張りも全然治らず、退院前の検診で乳房緊満と診断されました。

ベビースケールで授乳量を計ると左右10分ずつ授乳して20〜40mlくらい出ていました。


産後1週間ごろ

産後1週間ごろで左右5分ずつ授乳して140〜160mlくらい出ていました。

吐き戻しが多く、よく唸っていて、お腹もパンパンに張っていたので完全に過飲症候群だったと思います。

母乳育児は”赤ちゃんが欲しがるだけ与える”のが基本です。どこに行っても言われます。

ですがどう考えても飲み過ぎの我が子に口を離すまでおっぱいを吸わせ続けることが出来ず、、

「左右5分ずつでは多いのかな?左右4分ずつにしようかな」

「授乳間隔も3時間じゃなくて4時間空けてもいいのかな、でも新生児だから授乳間隔を3時間以上空けたらダメかな」

と、正直全く”赤ちゃん主導の授乳”が出来ていませんでした、、

ごまママ
ごまママ

一日中授乳のことで悩んでは検索してさらに不安になって、、を繰り返していました。

よく飲んでよく寝る子だったので、夜中も起こさないと起きず。

ですが乳幼児突然死症候群の不安と、胸の張りによる痛みで私は3〜4時間ごとに起きてしまっていました。


産後2週間

産後2週間ごろには左右4分ずつ授乳して150〜200mlくらい出ていました。

赤ちゃんの体重は1日に54g増えていました。

完全に飲み過ぎだと思って助産師さんに相談しましたが、「完母だから飲みたがるだけ飲ませて大丈夫」としか言ってもらえず、、

この頃には自己流で左右4分ずつの授乳にして、夜は起きなければ6時間くらい授乳間隔を空けるようにしました。

おっぱいは相変わらず常にパンパンに張っていて全く落ち着く気配がありませんでした。

授乳後も多少楽になる程度で常に張っていて、鎮痛剤もずっと飲んでいました。

痛すぎる時だけ搾乳して濡れタオルで冷やしていました。


産後3週間

いきなり鮮血の混じったうんちが出てびっくり。

急いで病院に連れて行くと、いきりすぎて肛門が切れているとのこと。

重大な病気じゃなくて一安心でしたが、絶対おっぱいの飲みすぎだと思ってショックでした。

ベビースケールで毎回授乳量を計測しては思い悩み、、完全にノイローゼでした、、


産後1ヶ月

1ヶ月検診では赤ちゃんの体重が1日あたり43g増えていました。

赤ちゃんの成長は問題なし。

この頃から夜は起きるまで寝かせるようにしました。

(低血糖症予防で10時間以上は授乳間隔が空かないようにしていました。)

私の胸はまだまだパンパンに張っていたので、先輩ママから教えてもらった乳房ケアに行くことに。

おっぱいマッサージをしてもらうと、母乳がビュービュー出てずっと詰まってたしこりがなくなって感動。

ごまママ
ごまママ

助産師さんに母乳過多と言われ、やっぱり異常だったんだとわかりました

多少マシになったおっぱいも夜には元通りになり、、産後2ヶ月頃までは週に1〜2回乳房ケアに通いました。

産後2ヶ月

時間が経てば胸の張りも落ち着くと思っていましたが全く治る気配がなく、この頃から片乳授乳を取り入れるようになりました。

おっぱいマッサージに行っておっぱいがスッキリした状態で片乳授乳を徐々に始めました。

まず1日で左右1回ずつ片乳授乳できるようにやってみて、大丈夫そうだったので朝イチと寝る前の授乳以外は片乳授乳するようにしていきました。

授乳時間授乳するおっぱい
6:00左右
9:00
12:00
15:00
18:00
21:00左右

片乳授乳のときは赤ちゃんが口を離すまで吸わせるようにしました。

胸が痛くて我慢できないときは軽く搾乳しながら徐々に進めていきました。

母乳過多対策としては片乳授乳の他にも、ミルクセーブブレンドを飲んだり、自分でマッサージやストレッチをしたりしていました。

産後3〜4ヶ月

この頃やっとおっぱいが落ち着いてきました。

まだ張ってはいましたが、痛くて日常生活に支障が出るほどではなくなりました。

片乳授乳を取り入れてから、やっと赤ちゃん主導の授乳ができるようになってきました。

おっぱいも落ち着いてきたので精神的にも安定してきました。

半日以上授乳間隔が空くと痛くなるので、引き続き朝一と寝る前は両方飲んでもらっていました。

産後6ヶ月

この頃にはだいぶおっぱいが落ち着き、完全に片乳授乳できるようになっていました。

朝イチも寝る前も基本的に片乳授乳していました。

飲み終わりにはおっぱいがふにゃふにゃになるようになり、やっと快適に母乳育児できるようになりました。

たまに張りが痛すぎるときは両方を飲んでもらっていましたが、飲んでもらうとスッキリするのでおっぱいが扱いやすくなっていました。

産後7〜12ヶ月(卒乳)

離乳食をよく食べる子だったので順調に進み、徐々に授乳回数を減らしていき、1歳の頃には寝る前だけ授乳するようになりました。

寝る前だけの授乳になってからは片乳授乳をやめました。

そして1歳1ヶ月頃に突然自主卒乳しました。笑

ある日突然おっぱいを拒否するようになり、気のせいかと思って次の日にあげてみましたが飲みませんでした。

2歳くらいまでおっぱいをあげようと思っていたので、びっくり!そして寂しかったです。

突然飲まなくなったので乳腺炎が怖かったですが、特にトラブルは起きませんでした。

卒乳後、2、3日はお風呂で少し搾乳しましたが、張りがひどくなることなく自然と治っていき、母乳育児が終わりました。

ミルクセーブブレンドを飲んだのと、片乳授乳で徐々に母乳量を減らしていたおかげではないかなと思います。


まとめ

今回は片乳授乳を取り入れた母乳育児レポを書いてみました。

初めての母乳育児で母乳過多になり、かなり精神的に参りました。笑

かなり検索魔になっていた時に、母乳過多の人の経験談があまりネットになく、どうしたらいいのか分からなくて悩んでいました。

同じように母乳過多で悩んだり、片乳授乳をやってみるか悩んでいる人の参考になれば幸いです。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

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