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母乳過多はいつ落ち着く?母乳量を減らす方法など対処法を紹介

母乳育児

こんにちは、ごまママです。

今回は母乳過多の対処法を紹介します。

「母乳過多で常に胸がパンパンだけどいつ落ち着くの?」

「母乳量を減らす方法は?」

などなど‥母乳過多で悩んでいる人の不満を少しでも解消できればと思います。

私は2021年に第一子、2023年に第二子を出産し、2人とも母乳で育てました。

2回とも産まれて数日で母乳分泌過多となってしまいました。

常に胸がパンパンに張り、何かが触れるだけで痛く、ずっと乳腺炎の恐怖がついて回り、、

一日中おっぱいの状態を気にしながら生活しなければならない、、

ごまママ
ごまママ

「おっぱいたくさん出ていいね!」と、

しんどさが周りに理解されづらいのも結構辛い‥

今回は私が実際に効果を感じた母乳分泌過多の対処法をご紹介します。



母乳分泌過剰とは?

母乳分泌過剰(母乳過多症)は、赤ちゃんが飲む量に対して分泌される母乳の量が多すぎる状態です。

赤ちゃんの飲む量<母乳の分泌量

乳房が常に張っている、乳房に痛みや不快感を伴うなどの症状があります。

赤ちゃん側の症状としては、授乳中に赤ちゃんがむせる、吐き戻しが多い、機嫌が悪い、お腹がパンパンに張っている、おならが多いなどがあります。

ごまママ
ごまママ

母乳分泌過剰は、母親にとっても赤ちゃんにとっても好ましい状態ではありません。


母乳過多はいつ落ち着くの?

一般的には産後3〜4ヶ月頃には落ち着くことが多いです。

産後3〜4ヶ月くらいになると、母乳量が調整されて赤ちゃんに適した母乳量が作られるようになり、赤ちゃんの哺乳量も増えるので、おっぱいが状態が落ち着いてきます。

しかし母乳過多の状態は個人差が大きいので、半年を経っても改善しない場合もあります。

私も様々な対処法を実施しながら母乳育児を続けて3〜4ヶ月頃にやっと落ち着いてきました。

それでもずっと張っている状態でしたが、日常生活に支障がない程度には改善していました。

赤ちゃんの飲み終わりにおっぱいがふにゃふにゃになる程度まで状態が落ち着いたのは産後6〜7ヶ月くらいになってからでした。


母乳が出過ぎる時の対処法

母乳過多の対処法としては、母乳量を減らす、母乳の流れを良くする、応急処置の3種類あります。

  • 母乳量を減らす‥母乳過多の根本的な解決。
  • 母乳の流れを良くする‥張りや詰まりを解消し、乳腺炎を予防。
  • 乳房の応急処置‥張りすぎて痛い時の痛みや不快感を和らげる方法。

これら3つの対処法を詳しく紹介していきます。

母乳量を減らす

ミルクセーブブレンドを飲む

ミルクセーブブレンドを飲んでいると、パンパンだった胸の張りが少しおさまり、大分楽に生活できるようになりました。

ミルクセーブブレンドはその名の通り、母乳量をセーブしたい方のためのハーブティーです。

母乳量を抑えますが、授乳を続けている間は母乳が出なくなってしまうことはないので安心して使用できます。

私は3個のティーバッグで1.5ℓ作り、冷蔵庫で冷やして1日かけて飲んでいました。

少しでも母乳量を減らしたいという方は一度飲んでみることをオススメします。


片乳授乳をする(※乳腺炎に注意)

片乳授乳することで母乳の分泌量を減らすことができます。

片乳授乳とは一回の授乳で片方のおっぱいだけあげて、次の授乳では反対の片方のおっぱいだけをおげるという方法です。

片方ずつなので、それぞれ授乳間隔が4〜6時間以上開くことになり、徐々に母乳の分泌量が減っていきます。

ですが、乳腺炎のリスクが大きいので、乳腺炎になりやすい人にはお勧めできません。

ごまママ
ごまママ

※乳房の状態、母乳量、赤ちゃんとの相性などもあるので、全員に通用する方法ではありません。

実際に私も一人目の時は生後2ヶ月半くらいから片乳授乳をして成功して母乳量を減らすことができました。

しかし、二人目の時は乳腺炎になりやすく授乳間隔を3、4時間以上空けられなかったので片乳授乳はしませんでした。

片乳授乳に挑戦してみたい方は、できれば乳房ケアなどに行って助産師さんなどと一緒に進めた方が安心です。


母乳の流れを良くする

乳房ケア(おっぱいマッサージ)に行く

乳房ケア(おっぱいマッサージ)にいくと、母乳育児を早く軌道に乗せることができます。

張りすぎてしんどい、自分で上手に圧抜きや搾乳ができない、少しでも早く母乳過多を解消したいという方は一度乳房ケアに行くことをお勧めします。

推拿式や桶谷式など、痛くない乳房ケアを行なっている施設がお勧めです。

施設によりますが、値段は1回で5000円程度です。

ごまママ
ごまママ

母乳育児が経済的なんて幻想です、、

安くはないですが、やはり専門の方に見てもらって、おっぱいマッサージしてもらうと乳房の状態がかなり良くなります。

母乳過多の状態が軽い方は数回行くだけで改善されると思います。

私は結構ひどかったので産後1〜2ヶ月くらいは週2回程度、少し落ち着いたら週1回、落ち着いてきた生後3〜4ヶ月くらいからは乳腺炎になりそうになった時だけ通っていました。

本当は落ち着いてからも月1回は通ったほうがいいですが、値段が高いので自分で自宅ケアできるように頑張りました。笑

少しでもトラブルなしで母乳育児したい方や自分で上手にケア出来ない方などは定期的に通ったほうがいいと思います。

締め付けのない下着、服を着用する

締め付けのない下着や服を着用することで、血行不良を防ぎ、胸の張りや詰まりを防ぐことができます

母乳は血液からできているため、授乳期は身体の血の流れを滞らせないことが大切です。

特に上半身、胸まわりは締め付けの強い下着や服を長時間着用しないようにしましょう。

ちなみに私は外出の時以外は基本ブラジャーはせずに過ごしていました。

ごまママ
ごまママ

もちろん胸は垂れます!笑

ですがそれよりもブラをつけている方が胸が痛くてしんどかったのでノーブラで過ごしていました。

色々試しましたが、どんなにゆるいブラジャーでも、ブラジャーの締め付けが刺激になって胸がさらに張ったり、詰まったりしていました。

ブラジャーをしないと母乳が肌着についてしまうので、肌着の胸の位置に4枚くらい母乳パットを貼って過ごしていました。(それでも母乳パットからズレて母乳が肌着についてしまうこともあるので都度着替えていました。)

ブラジャーをつけないと過ごしづらい人は出来るだけ締め付けのない下着を選んでください。(またはサイズアップしてみてください)

私は外出の時はトリンプのスロギーを使用しています。


授乳前に肩周りのストレッチをする

授乳前に肩周りのストレッチをすることで母乳の流れがよくなり、乳腺炎を予防できます。

肩周り(特に肩甲骨)のストレッチをすることで血液の循環が良くなり、母乳の流れがよくなります。

母乳の流れを良くすることで、母乳の詰まりを防ぎ、乳腺炎を予防できます。

私も授乳前のストレッチを取り入れたことで母乳が詰まりづらくなりました。

授乳前は時間がないと思うので、数回肩を大きく回すだけでも十分効果的です。

ぜひやってみてください。

授乳前に乳房マッサージをする

授乳前に乳房マッサージをすると、母乳の流れがよくなり、乳腺炎を予防できます。

マッサージといっても授乳前に30秒程度で大丈夫です。

片方の乳房全体を両手で包み込むように持ち、優しく乳房の根本から上下、左右に動かします。

乳房を根本から剥がすようなイメージで動かします。

マッサージは片方ずつ行い、片方が終わったらもう片方の乳房のマッサージをしましょう。

ごまママ
ごまママ

触るのも痛い時は、乳輪に向かって軽く撫でるだけでも効果的!

私も授乳前の乳房マッサージを取り入れたことで母乳が詰まりづらくなりました。

ぜひやってみてください。

授乳前の圧抜き

授乳前に圧抜きをすることで赤ちゃんにしっかり母乳を吸ってもらえます。

母乳過多の方は、授乳する頃にはすでにパンパンに張ってしまっていると思います。

パンパンの状態だと赤ちゃんが上手に吸えず、しっかり母乳を出すことができなくなってしまいます。

そうなると母乳が詰まってしまい、乳腺炎などのトラブルに繋がってしまいます。

乳輪まで張っている時は、乳輪を重点的に圧抜きしてください。乳輪はふにゃふにゃに柔らかい状態がベストです。

乳輪を上手に圧抜きできない場合はニップルシールドを使用するのもオススメです!

ごまママ
ごまママ

私は乳輪の圧抜きが苦手だったのでメデラのニップルシールドを使用していました!

※S、M、Lサイズがあるので、自分にあったサイズを購入してください。


乳房の応急処置

痛すぎるくらい張っている時は搾乳する

張りすぎて痛くて乳腺炎になりそうな時は無理に我慢せずに搾乳してください。

母乳過多だと搾乳しすぎてはいけないと必ず言われると思いますが、これは乳腺炎などのトラブルにならないのが大前提です。

もちろんスッキリしたいからという理由で一日に何回もおっぱいが空っぽになるまで搾乳するのはお勧めできません。

張り返しが怖い時は自分で搾乳するのではなく、乳房ケアに行っておっぱいマッサージをしてもらうのが一番安心です。

張って痛すぎる時は軽く冷やす

張って痛い時は軽く冷やすと少し楽になります。

冷やしすぎると母乳の流れが悪くなり、詰まりやすくなってしまうので、冷やしすぎには気をつけてください。

保冷剤だと冷たすぎるので水に濡らしたタオルくらいの冷たさが目安です。

ごまママ
ごまママ

私も張りが痛すぎて眠れない時は、

夜な夜な濡れタオルで冷やしていました



まとめ

母乳過多はずっと不快感があり、一日中おっぱいのことを考えて生活しなくてはいけなくて本当に辛いと思います。

しかし適切に対処していくことで、少しずつですが確実に改善していきます。

今回紹介した対処法は私が実際に実践して効果を実感できたものです。

乳房の状態は人によっても赤ちゃんによっても変わってくるので、全てをこの通りにする必要はありません。

この中から自分に合う方法を1つでも見つけていただければ幸いです。

長期戦になると思いますが、少しでも不快感を減らし、1日でも早く母乳育児が軌道に乗ることを願っています。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

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