こんにちは、ごまママです。
今回は自然分娩での初産について書いていきます。
私は2021年に第一子の女の子を自然分娩で出産しました。
「鼻からスイカ」という有名な言葉がありますが、痛すぎるということしか分からず、、
出産前はネットで他の方の出産レポを読み漁っていたので、私も誰かの役に立たれたらと思い書いてみました。
出産について
出産日は?出産予定日との差は?
出産日は、予定日から3日後でした。
私の母も、初産の時は予定日を過ぎて促進剤を投与して産んだので、ぼんやりと私もそうだろうと考えました。
出産前はお腹が重く生活するのもしんどかったので早く産みたいと思っていましたが、出産してみると産後の方が遥かにしんどいので、赤ちゃんがお腹の中でゆっくりしてくれていたおかげで最後に一人時間を満喫できてよかったです。笑
陣痛(前駆陣痛?)は予定日の翌日の夕方に始まりました。
なので、私の感覚として約2日弱、陣痛と格闘していました。
分娩時間はどれくらいかかる?
分娩時間についてですが、母子手帳の分娩所要時間の欄には8時間と書かれています。
助産師さんには「初産で8時間は早く、安産だ」と言われました。
ですが、私の感覚としては痛みで2晩眠れず、睡眠不足でボロボロの出産でした。
これまで私の中の”安産”のイメージは、痛くなって何度かいきんだらポーンと出てきて終わり!というものだったので、とても安産とは思えませんでした。
助産師さんに聞いてみたところ、陣痛が規則的に10分間隔になってから分娩時間スタートとするようです。
時系列レポ
ここからは時系列で記していきます。
(前駆?)陣痛スタート
出産前々日17時
何となくお腹が痛くなったので、アプリで陣痛間隔を測定
この時点で陣痛間隔は10〜20分
とりあえず陣痛バックの確認をして、陣痛を促進するために散歩にいきました。
出産前々日20時
その後も陣痛の痛みの強さも間隔も変わらなかったですが、「生まれたらどうしよう」と不安になり一度病院に電話。
(病院に間に合わず自宅で出産したという方の出産レポなどを見て怖くなっていました。笑)
病院に電話をすると、もちろんまだ自宅で様子を見てと言われたので、とりあえず寝ることにしましたが20分おきくらいに痛みで起きてあまり寝れず。
出産前日19時
一日中10〜15分おきの陣痛があり、今晩もまともに眠れないと限界だと思い、「一回診てくださいお願いします」と病院に電話して、病院に行くことに。
入院することに
出産前日20時
病院で診てもらうと、子宮口2〜3cmで入院させてもらえることに。
(半泣きで行ったので大目にみてくれたのかも、、笑)
ちなみに、コロナ禍だったので通院、出産の付き添い、入院中の面会も不可でした。
夫には「入院することになった」と連絡して別れました。
助産師さんにいつ生まれそうか聞くと「明日中に出ればいいかな〜」と言われて絶望しながら分娩台で一晩過ごしました。
促進剤スタート
出産当日6時
先生に診てもらうと子宮口は変わらず2〜3cm
陣痛は5〜10分間隔
一回帰ってもいいよと言われたので、体力の限界なので促進剤してくださいとお願いしました。笑
まず錠剤の促進剤をして効かなかったら点滴の促進剤をすることに。
8時
朝になり、担当の助産師さんが変わりました。(この助産師さんが神でした)
一緒に階段の登り降り、スクワット、陣痛がくるとずっと腰を押して痛みを和らげてくれて、自分でもやっと生まれそうな気がしてきました。
陣痛は変わらず5〜10分間隔
12時
お昼ご飯の時間になったけれど、陣痛が痛すぎて少ししか食べれず。
助産師さんが外している時に陣痛がきて、痛さと孤独で泣きました。笑
子宮口全開!ついに分娩!
13時
疲れたので分娩台の上で横になることに。
陣痛は5〜10分間隔
陣痛の間隔が変わらないので子宮口を一度確認すると、なんとほぼ全開。
泣くほど痛いはずです。笑
助産師さんもびっくりみたいで急いで先生を呼んだり、分娩の準備などをしていました。
陣痛間隔が変わらなくでも確実に痛みが増してきたら子宮口を確認してもらうことをお勧めします。私の場合生まれるまで陣痛間隔があまり短くなりませんでした。
14時
出産時の付き添いは不可でしたが、出産時のビデオ通話だけ出来ました。
事前に希望していたので助産師さんに通話するか聞かれましたが、痛すぎてそれどころではなく断りました。笑
いきんでと言われても下半身が痛すぎていきめているのかも分からず。
何度かいきんでいると股のところでバシャ!っと飛沫が上がって破水。
陣痛が来るとお腹よりも腰が割れるように痛かったです。分娩台の足置き?のところに足を置くのですが、その体制だと陣痛が来た時に腰が痛すぎて生まれるまで何度も足を下ろしては助産師さんに注意されていました。
あとコロナ禍でマスクをつけての出産で息苦しすぎて何度もマスクを外しては助産師さんに戻されていました。
何度ももう無理と思い「次いきんで出なかったら帝王切開でしてくれと言おう」と何度も思いながらなんとか耐える。
体力が限界で陣痛の合間に何度か寝落ちしそうになりました。
しばらくすると「赤ちゃんきてるよ!あと5回いきんで産もう!」と助産師さんが言ってくれて、やっと終わりが明確にみえてきたので俄然やる気に。
確かそれから4回目くらいのいきみの時に赤ちゃんの頭が出てきたようで「赤ちゃん出てきたよ!力抜いて!」と言われて、ズルンという感覚とともに産声が聞こえました。
生まれてすぐ胸の上に赤ちゃんをのせてくれて、達成感と愛しさで思わず泣きました。(生臭くてびっくりしました。笑)
出産後にお腹をグイグイ押して胎盤をだして、会陰も裂けていたのでだいぶ縫われました。
他の方が出産レポで痛くないと書いていたので安心していましたが、麻酔してても普通に痛かったです。しょうがないのは分かっていても、やっと痛みから解放されたと思っていたところだったので先生に「痛い痛いやめて!」とだいぶ強めに言ってしまって後から後悔しました。笑
15時
赤ちゃんを綺麗にしてくれている間に夫に連絡。
8時頃に連絡してからずっと連絡できていなかったので、突然の生まれた報告にびっくりしたと今でもずっと言われます。(助産師さんとのマンツーマンで頑張っていたので、産んで冷静になるまで夫のことは頭から抜けていました。笑)
夫はビデオ通話で娘との初対面でした。コロナ禍だったので仕方ないですが、その場で一緒に誕生をみれなかったのはやっぱりちょっと寂しかったです。
あと実際に見ていたわけではないので、ちゃんと私の必死の頑張りが伝わっているかなという気持ちもありました。笑
携帯を持っていることすらしんどくで7分通話して終わりました。
産んだ後2時間で移動するために身体を起こしたらふらついたのでさらに1時間分娩台で休んでから車椅子で部屋に移動しました。
出産時の神アイテム
ペットボトルストロー
出産時や産後にはどんな体勢でもサッと水分補給ができるペットボトルストローは必須です。必ず準備しておくことをオススメします。
ペットボトルストローは100均にも売っていますが、こちらの商品はストロー部分が使い捨てできて、衛生的に使用することができます。
付属のストローがなくなっても市販の6mmのストローを付け替えて使用できます。
長期的に使用する方や衛生的に使用したい方にオススメです。
ゼリー飲料、軽食
ゼリー飲料は食欲がない陣痛時や、出産直後に重宝しました。
あまり量が飲めないかもしれないので、高機能な商品がオススメです。
軽食として、自分が体調が悪い時などによく食べているもの(出来れば片手で食べれるもの)を用意しておくといいと思います。
ヘアゴム・ヘアピン
出産時は汗をかくので、髪をヘアゴムやヘアピンで留めておくと邪魔になりません。
ヘアゴム、ヘアピンも100均でも十分ですが、毎日使っている人には以下の商品がオススメです。
このヘアゴムは髪が絡まず、跡も残りづらいです。100%シルクで髪にも優しくコスパもいいです。
ダッカールヘアピンは髪に跡が残りづらいのに滑らずしっかりホールドしてくれてオススメです。
テニスボール
テニスボールは陣痛中のいきみ逃しに有名ですね。私は使用しませんでしたが、用意しておくと安心かもしれません。
※私が利用した産院はテニスボールが備え付けで置いてありました。病院に確認してみてから買った方がいいと思います。
カイロ
身体を温めると出産が進みやすいと言われています。私も用意していましたがカイロのことをすっかり忘れていて使いませんでした、、
出産で使わなくても、冬になれば使えるので用意しておくと安心だと思います。
あとがき
第一子の出産レポはこの辺で終わりたいと思います。
人生最大の痛みでしたが、結果的に何事もなく母子共に健康で出産を終えられてよかったです。
後悔があるとしたら、自宅の近くに無痛分娩をしている産院がなく、
「みんな産んでいるし自然分娩でもなんとかなるだろうな〜一回経験しときたいしな〜」と安易に自然分娩を選択したことです、、笑
なので二人目は和痛分娩で産んでいます。
(無痛分娩だと思っていて、妊娠30週くらいで和痛分娩だと気付きました。多分説明はあったのですが和痛と無痛は大差ないと思っていて見逃していました、、)
長くなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。